
ネットとかパソコンなんてモノがすっかり日常に溶け込んじゃった今の時代。
昔、俺が小学生だった頃にはパソコンは特殊な人が触るものだった。
そのうちインターネットなんてものが出てきて一般化。で、こうして俺はブログを書いてる。
たぶん1〜2年前には「ブログ」なんて言葉はほとんど認知されてなかったと思うのに、今は「ブログ」って言えば「あ〜、はいはい」みたいな感じになってる(ブログ=日記だと思ってる人も多そうだけど...)。
「テクノロジーは日進月歩だねぇ」なぁんて爺さんみたいな事も思うけど、そういうのもひっくるめて今の環境が俺にとっての「フツー」。
だが!去年辺りからお世話になってる某音楽製作会社は俺の中の「フツー」じゃなかった。
はじめて仕事した日...。
頼まれていた曲のデモができたのでメールで確認してもらおうと担当ディレクターに電話した。
最近はデモレベルならMP3をメール添付やFTPなんかで送る事が多いので今回もそれでいいかなーと思って電話したワケ。
けど先方は「あ、鳴瀬さんの事務所まで取りに行きますよ」という。
確かにMP3にすると圧縮されるんで音は悪くなっちゃう。けどこの段階で渡すのはあくまでデモ。
内心「すげぇなぁ...デモ段階でもちゃんと聞きたいんだな」と思ってた...。
で本人到着。
ブツも渡し終えていろいろ話したところ、メールアドレスが無いことが発覚!つかパソコンも無いらしい。
最初はこのディレクターだけの話かと思って聞いてたんだけど、どうやら会社の人間全員がそーなんだそーな。
って事は物理的にモノを移動させにゃなんねーって事になる。バイク便とかさ。
けどそれも使わないらしい。経費節約なんだそーな。
じゃー、どーしてるんです?と聞いたところ「足です」と言われた。
まいった...完敗だぁ。
それ以来、その会社と仕事をするといつも会社の人間が現れる。
俺が新宿で打合せをしてると終わった時間辺りに出現。
麻布でレコーディングしてるとスタジオに出現。
自宅で作業してると自宅に出現ってな具合。
たった1枚のCD-Rを取りにくるために...それもデモ。
そんなスタイルでもその会社は全国区の大手CM製作を多数手がけてたりする。
関わってる広告代理店やクライアントの人間がどう思ってんのかがすっげー気になる...けど結果がある事が全て。
けどさ、俺はわかってんだよね。
こういう環境に慣らされた自分自身が一番ヤバいって事をさ(爆)

